⚠Good morning ALLのネタバレ KPやって、やっとこ言語化する試み 

グドモ、どうしても失ってしまったものを数えてしまい悲しくなっていた。まだなっているのかもしれない。これは"私"の感性が由来の感情であって、「探索者による」という言葉で安易に片付けたくなかったので、さりとて言葉にするのも難しくて、しまっていた。慎重に言葉を選ばないと、「楽しくないセッションだった」とでも言っているように伝わってしまう気がしたし。そういうことが言いたいわけではない。

いや、変な話、「楽しい」とは違う感情を抱いているのは確かだと思う。「良いセッション」だったが、寂しさが勝るような物語。
忘れることの悲しみ、忘れられることの悲しみ、いずれ置いていくことへの悲しみ、置いていかれることの悲しみ。
いつかは忘れてしまう記憶や思い出を寄る辺に行動することへのつらさみたいなものが、特に終盤はあって。記憶とか思い出とかいうもの、原動力にするにはあまりに儚すぎる。少なくとも私にとってはそう。
ディミトラがこの先、リィのことを憎からず思ってくれるとしたらなおのこと辛いじゃないかと思ってしまう。この先にある楽しい記憶を数えていこうと、思うことと理解することと、実際にそういう感情を起こさせることはそう簡単に結合しない。

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⚠Good morning ALLのネタバレ 続き 

なんとなく、KPやる前にもそういう気の重さがあって、特に昨年内はけっこーナイーヴだったかもしれない。

Good mornihg ALLというシナリオ、
美しい物語だと思う、クトゥルフへのリスペクトに溢れるシナリオだと思う、処理やイベントやにつけ楽しいシナリオだと思う、"ただ"。
"ただ"、この一言を乗り越えるのにめちゃくちゃ時間をかけている。ゆっくりと峠に足をかけて、膝に手をついて、足元を凝視して、一歩一歩歩いて。そのしんどさと引き換えに見える、美しいものを、やっと顔を上げて見ている。それを見て慰められ、癒やされている。やっとそんな感覚になれている気がする。
今となってはもはや、何にこんなにも打ちひしがれていたのかとすら思うほど、時間がかかっている。悲しみの殻をやっと剥がし終えて、芯に大事に包まれていた優しい感情に、やっとたどり着いている。
「旅を愛する者」という名が、この先もあなたを表すそのものでありますように。そういうふうに再び祈る余裕が、やっとある。

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