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【文喫トークイベント"自分自身を説明すること"選書③】
『秘密の花園』/三浦しをん
パートナーから勧められたこの本を読んだ大学生の俺も、かつては女子高校生だった。女子高校生というのはそれだけで性的な価値を見出されることが多く、あの頃抱えていた疑問のかたちをした感情は実は怒りだったのだとこの本で知った。筆箱のなかにカッターを持て。その鋭利な刃はベタベタとした薄笑いで俺たちに害をなそうとする奴らへの明確な武器だ。俺はお前を許さない。そういう感情を肯定できる小説だ。
shinchosha.co.jp/book/116754/

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