イギリスのテロ警察元トップ、各地で続く暴動をテロリズムになぞらえる - BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/articles/cwy55w36753o
”現在の一連の暴力行為についてバス氏は、「ソーシャルメディアを通じて拡散されたうそ」がきっかけになったと指摘。「そのことについて、何かしら対応が必要だ」と述べた。
ソーシャルメディア「X」(旧ツイッター)上では、極右活動家のトミー・ロビンソン(本名スティーヴン・ヤクスリー=レノン)元受刑者が週末の間、何千人ものフォロワーに対して扇動的なメッセージを投稿していた。ロビンソン元受刑者は現在、キプロス滞在中で、プールでのんびり寝そべる姿が報道されている。支持者への扇動メッセージはすべて、キプロスから発信されたもよう。
ロビンソン氏のXのアカウントは凍結されていたが、Xを所有するイーロン・マスク氏が昨年11月に復活させていた。”
"ソーシャルメディア企業は「2つのことにしか反応しない」と、バス氏は言う。ひとつは法改正。もうひとつは、「地域社会での暴力行為やひどい恐怖につながるうそを容認するような、そんなプラットフォーム」には関わりたくないと、広告主が次々と撤退することだと。"
"ソーシャルメディア大手が責任ある行動をとらないのなら、各社の資金源を断つよう、広告主に広告出稿の中止を「働きかけるべき」だとバス氏は述べた。"
"「ヤクスリー=レノン(ロビンソン)は、自分が警察や対テロ警察や治安当局から徹底的に監視されていることを重々承知している」
それだけに元受刑者は「ぎりぎり法律に触れない範囲で長年、活動してきた」とバス氏は言う。それによって、「議論を有害なものにして扇動し、いま起きているような騒乱」を引き起こしたのだと。"