2021.06.25 Fri

作家ケン・リュウが語る人間とテクノロジー、SFで未来を描くこと

📷編集 by後藤美波
📷インタビュー・テキスト by小野寺系 | CINRA cinra.net/article/interview-20

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"リュウ:そうですね。
だからぼくは、アーシュラ・K・ル=グウィン(『ゲド戦記』で知られるアメリカの作家。ファンタジーのほか、SF作品も執筆。2018年に逝去)は、とても素晴らしいと思っているんです。

彼女は、ジェンダーや権力についてのテーマを描くことが人気になるずっと前から、深い洞察で描いていた。
先見性を感じます。

その意味では
オクティヴィア・E・バトラー
ja.wikipedia.org/wiki/オクティヴィア・
(アフリカ系アメリカ人SF作家。著書に『キンドレッド―きずなの招喚』など。2006年に逝去)も同様で、

彼女も人種やジェンダーについて、とても早い時代から書いていました。

ぼくは、彼女たちの小説で描かれているように、機械的な仕組みだけではなく、

「社会的に新しい考え方によって未来はより良いものになる」

という推測を盛り込んだ物語をもっと読みたいんです。"
cinra.net/article/interview-20

オクティヴィア・E・バトラー - Wikipedia
日本語訳作品

長編

『キンドレッド――きずなの召喚』(1992年、風呂本惇子/岡地尚弘訳、山口書店) Kindred, 1979

『キンドレッド』(2021年、風呂本惇子/岡地尚弘訳、河出文庫)

短編集

『血をわけた子ども』(2022年、藤井光訳、河出書房新社)Bloodchild and Other Stories, 1995

短編

「ことばのひびき」(SFマガジン1985年12月号、山田順子訳)"Speech Sounds", 1983[22]

「血をわけた子供」(SFマガジン1986年2月号、小野田和子訳)"Bloodchild", 1984[23]

「夕べと朝と夜と」(SFマガジン1989年8月号、幹遙子訳)"The Evening and the Morning and the Night", 1987[24]

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