『アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)』アンディ・ウィアー 感想
『アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)』アンディ・ウィアー
図書館より。アンディ・ウィアーの長編2作目。流石のこの作者。軽い口当たりの読み味で、しっかりとした(でもハードすぎない)SFを読ませてくれる。読後感もすっきり。作者は、終盤1/4の展開を最初に構築して、そこまでのストーリーを組み上げたんじゃないかな。そう思った。そのくらい、ラストまでの展開がスピーディーかつ綿密で、そこまでの伏線が気持ちよく回収されていった。個人的な好みとしては、「火星の人」や「プロジェクト・ヘイル・メアリー」のほうが好きだけど、こっちのほうがオススメしやすいかも。
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