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所狭しと本が積まれたラーマの部屋が大好きなんだけど、という話 

ちょっと前の『らんまん』万太郎の部屋や『RRR』ラーマの部屋のような【沢山の本が雑然と積まれた居心地のよさげな部屋】が個人的に大好物なのだけど、万太郎の部屋の本は植物とか自分が興味を持った好きなことを学ぶ為の本ばかりなのに対してラーマの部屋のあの本は恐らくそうではないのだよね……

ラーマの部屋にある本は自分の興味の為の本ではなくて、きっとどれも警察官としてのし上がり解放闘争を成し遂げる為の、父や村の皆との約束を果たし責務を全うする為の学びの本ばかりなのだよね……部屋中に所狭しと積まれたあれは全部、ラーマが戦う為の血肉で鎧なんだ📚
その本に埋もれて眠るラーマにそっと扇風機で風を送るアクタル(ビーム)……ビームのターニングポイントにはいつも風が吹く、って感想に首肯したけど、その彼が、本≒戦う為の鎧の中でひとり眠るラーマに、その苦悶を和らげるかのように涼やかな風を送っていたわるというのが何かこう……堪らないですねdosti……私はあの扇風機になりたい…………

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