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『ヴェルサイユ宮の聖殺人』感想 

自然にフランス革命に詳しくなるヅカオタであるおかげで時代設定はすんなり入ってきた。表紙から想像していたよりずっとしっかりした歴史ミステリで皆川博子と近い何かを感じて楽しく読めた。何故犯行が行われたのかを紐解く過程が読み応えあった。
最後の方があまりにお約束展開の連続だったのと(銃で撃たれたあと何ページも喋るし)、探偵コンビが両片想いに着地したのが残念。そうならないための身分設定だと最初に思ってしまった。
ちょこちょこノイズはあった。

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