日がなツイッターで"alex murdaugh motive"とかで調べじゃくったり、True Crime Diaryの過去記事を読みじゃくったりしてしまったので、ツイッターもブラウザも閉じて"I Have Some Questions For You"読みはじめることにする。フィクションだし、あとトゥルークライムの取扱というか、我々が消費しているということについて誠実に描かれた本だという評を見たので…

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Rebecca Makkai "I Have Some Questions For You" 少しずつ読みはじめた。主人公が寄宿学校に通っていた頃に起きた同級生の少女の失踪事件?は、犯人が逮捕された今も、ネット上で大きな関心を寄せられている。成長し映画研究やポップカルチャーのポッドキャスターをしている主人公が、母校に客員教員として戻り、フィルムスタディやポッドキャストの講座を開くが、ポッドキャスト制作の講座の生徒の1人がその事件を題材にすると決める。
まだ序盤だけどトゥルークライムは対象をセンセーショナルに、オブジェクティヴに取り上げることを避け難い、そしてそれを把握したり指摘したりしている者も結局のところ同じ穴の狢である、といったことを示していて、それと同時に主人公自身のことや肝心の事件の概要は未だ明かされず、ミステリとしての愉しさもある。

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