最初に読んだのが野尻抱影の文学然とした文章で、天文学者は星で季節の移ろいを感じるんだというところに一番興味を惹かれたので、色んな分野の科学者の四季の感じ方を見れたら楽しいなと期待して次を読んでたんだけど、
中谷宇吉郎も寺田寅彦もいかにも物理学者って感じでゴツゴツした印象の文章
こちらはこちらで、科学者が語る"科学的でないもの"に対する考察が面白くて、期待してたものからは外れるけど、新しい楽しみ方が見つかった
物理系は、科学とは何たるか、科学の対象にならないものは何か
自然科学系は、その専門分野を通した世界の見え方
をそれぞれ楽しめるのかもしれない