【資料】「第6回大会以後の諸問題」(1958年 日本共産党第7回大会への中央委員会政治報告 野坂参三第一書記)
第三 党の問題
一 第六回党大会以後の諸問題
(一)第六回党大会から一九五〇年までの活動
第六回党大会は、戦後の国際政治における二つの陣営の対立がますます明確になりつつあった時期にひらかれた。アメリカ帝国主義は、トルーマン宣言、マーシャルプランによって、武力とドルを背景とする「力の政策」を公然化した。日本では、直接に占領軍の権力を行使して、二・一スト禁止以来の反動政策、すなわち、労働者階級への弾圧と賃金抑制政策を強化し、日本をソビエト、
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