子供の頃から漫画でも小説でも展開の先が知りたくて流し読みしてしまう傾向にあるので、自分の漫画を描く上でプロの漫画をちゃんと読んで観察しようと思い、愛物語を引っ張り出して読んでいたら(私の中で)新たな発見しました
ノラ坊が「俺に何をして欲しいんですか?」の部分。菊田さんは喧嘩の仲裁をしてご飯を食べさせているだけで、頼みごとがあるとはノラ坊には一言も言ってないんですね。
それなのにも関わらず先回りしてノラ坊が言ったのは『見ず知らずの人間にご飯を食べさてくれるのには何か訳がある』と分かってての発言。おそらく杉元が故郷を飛び出してから東京に来るまでの間、同じ様な経験を何度かしてると読み取れる(依頼内容までは流石に分からないけど浮浪者のノラ坊にわざわざ依頼するとなればあまり綺麗なことではないだろう)それを感づいての菊田さんの目配せ…ですよね。(そして私の脳内にチラつく似おじの顔… )
ひぃ〜〜〜菊杉奥が深い〜〜〜!!
「気付くのが遅い!👺」(判断が遅いの言い方)と言われそうですが…いかに自分が何も考えず読んでるかが露呈してしまいましたね
この辺りの構成、演出が上手いからこそゴールデンカムイって面白いんだなぁ〜(シミジミ)
100万回くらい同じこと言っちゃうけど、菊田さんの「顔に品がある」だの「説得力がある」だの、あげく「ひと目で気がついた」は、ん????やはり一目惚れ????これは菊杉すぎない???? となって 状態で結局漫画のお勉強になりませんので、別の漫画読みますね