これ見たらすごくいい特集だった
舐めてた、ごめんなさい
最初はニューシネマパラダイスから始まってああまたただの美メロ礼賛かな…と思ったけど、キャリアの初期から晩年までを技術的な解説も交えつつめちゃくちゃ丁寧に追ってた
(なお自分はクラシック・現代音楽のことは全く分からない)
以下メモ
●当初、ニーノ・ロータに代表されるイタリアの映画音楽への反発
●実験的な音楽をやりつつ生活を立てる方策として、当時クラシック界からは低俗とみられていた映画音楽に携わることに
●クラシックを学びながら映画音楽に携わることを初めは「罪深い」と感じていた
●分かりやすい映画音楽とみせて、実験的手法を忍ばせることに
(アルジェントの『4匹の蝿』にもふれて、映像まで流れた! 素晴らしい)
●清塚さん:映画音楽で実験的なことをするのは、環境として許されにくい以上に自分が怖い。余計なことをして演出や役者の演技を台無しにしてしまうかもしれないので
●でも実験的手法で作り続けることに生活面での行き詰まりを感じ、流麗なメロディーと芸術(現代音楽)的手法の融合を目指すことに
●映画音楽のフィールドで葛藤し続けたことが、モリコーネ独自の音楽性を生み出したのではという見方