ある方(私はフォローしてない方)のLGBTQ連帯を呼びかける投稿を見ての感想 

小児性愛者を十把一絡げにして犯罪者または犯罪者予備軍扱いした者・モノや宗教差別を繰り返す者・モノに、LGBTQはもっと組織力を上げて連帯すべきとか言われても、「はぁ…じゃああなた方も差別やめてください」でしかないんだけども…

LGBTQコミュニティが連帯しきれないのは、内部に多種多様な差別が横行し続けてるからだよ。
小児性愛者への差別や宗教差別、種差別、エイブリズム、民族的マイノリティの排除、ノンバイナリーの周縁化や、流動性・変動性のあるジェンダーアイデンティティをもつ者・モノの実在自体を否定する言説…ここには挙げきれないけど、そういう無数の差別、分断。
それらをやめない限り、おそろしくて連帯なんてできないよ。

でもそんな中でも個々でできる抵抗として、実在し続けること、できる範囲で声をかけて違和感を伝え続けること、言説の問題点(主に差別として機能する部分)の指摘や、ケアし合うことをやってるんじゃん。

それじゃヘイトを撒き散らして私たちを脅かす者達からの脅威に対抗できないという切迫感、焦りも理解するけれど、
「連帯しなきゃダメ」ってのも選択肢を捨てすぎているというか…、うまく言えないけど"強者の物言い"だなと私は感じてしまう。

私たちは時に、繊細さを優先して、逃げてでも実在し続ける事、小さくても波紋を広げることで抵抗してきたんじゃないの?

もちろん私達が逃げなきゃいけない道理なんてどこにもないけど、「連帯しろ」は強制しないでよ。

私には手を取り合えない組織、者、モノがあるよ。

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別に件の投稿が連帯を直接的に呼びかけてるわけでも強制しているわけでもないのは分かってるけど、
個々にあることを悪い事、弱点のように言われることには強い違和感がある。

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