引用記事中に多様な家族の形のあり方に対する″素朴な″懸念の具体的な記述があります。
「反対意見を寄せた人には、連絡先がわかる場合は返事を書き、市のプレスリリースの中でも伝えるなどして、制度について説明しました。」
これがすごく重要でなかなか実践できないことだと思う。最大限の敬意を表したい。
連絡先が分かるように反対意見を寄せているということは、その反対意見に社会的な責任を引き受けて表明しているという事。
そうした方に誠実に丁寧に応答を示した上で、その施策を進めるというのは、簡単にできる事じゃない。その施策の必要性と重要性を真に理解していないとできない事。
本当に頭が下がる思いだ。
こうした実践の積み重ねが差別撲滅への確かな足がかりになるのかもしれない。
まだ″時期尚早″″対応不要″として対応を渋る自治体、政府には、是非とも追従していただきたい。