正▼鵠を射る (せいこくをいる)
[使い方]
物事の核心をつく。
「正鵠を射た批評」「正鵠を射た意見として賛同を得る」「その指摘は正鵠を射ている」「彼らの不安は正鵠を射ていたと言える」
⑴「正鵠」は弓の的の中心。転じて、物事の急所、要点の意。「正」も「鵠」もすばやく飛ぶ鳥の名で、昔はそれを的に描いて矢を射たという。慣用で「せいこう」とも読む。
⑵「正鵠を得(え)る」とも。
[補説]
「正鵠を失する」は、物事の急所を外す意。
[関連]
[分類]評価-的確な
「射る」を使う成句
明鏡ことわざ成句使い方辞典 (C) Taishukan, 2007-2012