ゾラージャ 自分の解釈
ゾラージャ兄さんは「双頭の偉大な父から生まれた奇跡の子の割に、実質劣化コピーでしかない」という自意識に囚われ続けた人生だったなと思います
兄さんが救われる道があったとすると、父二人と全く違う生き方に価値を見出す(エレンヴィルみたいな探検家になるとか)ことだと思いますが、王子という立場上それも出来なかっただろうなと
それでもグルージャをもうけたのは、自分の人生に父の劣化コピー以外の価値を与えることができるかもってちょっとは期待したからなのでは? でも自分自身と父の関係が永遠に破綻してしまったから、子にどう接したらいいか分からなかったのかもしれない 碇ゲンドウかな…お前はダメなやつだな…でも人間臭いね…