元々文官として多忙だったヴェ、ドラゴンライダーにもなって、仕事だ訓練だお世話だなんだと十分な疲れも取れてない状態で漸く帰宅が許されて、ふらふらで迎えの馬車（呼んだ）に乗り込もうとしたら、後ろからぐいーっと🐉マゼが鼻先押し付けるようにしてヴぇをもち上げてくるから、なんだなんだとぐらつく体を堪えて🐉マゼを見れば、どうして僕が居るのにそんなもの（馬車）にのるの？と自分に乗れとスネかわで主張。
今乗ると落ちるから、お前が巧く飛んでも俺が寝落ち（物理で）しちまうから堪えてくれと鼻先なでなで頬ずりして甘えを見せて逆に懐柔を計るヴェ。
ヴェが僕以外に乗るのやだーと馬車を睨む🐉マゼに怯えて馬が落ち着かなくなって、コラ！と叱るんだけど、だってーとだってーとヴェのお腹に頭を擦りつける🐉マゼ。
もういっそマゼの背中に括りつけてもらって帰った方が早いか？と疲れた頭でやってやれないことは無いとか馬鹿なことを考えてるヴェに、ねえねえとおねだりしながらも、うんと言わないヴェに焦れて、ぼくが連れてくの！とかぷっと脇から咥えてヴェを持ち上げようとしたら、危ないだろ！と鼻先を叩かれ、しおしおとうなだれながら開放して、じゃあ持つ！とばかりに前肢でヴェの両肩を掴んで羽ばたこうとしたら、