🍞屋マゼとリーマンヴェ。
先生ぶって、じゃあ次は、と指示をするマゼに、はい先生、と返して恐る恐る台の上でまだねとねとな生地をこね始めるヴェ。
たどたどしいやり方に、ここはこういう風に、と手を重ねたら、ヴェの手が冷たくて、ヴェはマゼの手が暖かくてお互い吃驚。
僕の手は🍞屋向きなんだ、と温かい手の利点を嬉しそうに話すマゼに、俺は向かないのかぁとちょっとしょげるヴェ。
冷たい手の人はお菓子作りに向いてるらしいよ、とバレンタインの時にリリがチョコが溶けないように手を冷やしながら作業してたと教えたら、手一つとっても向き不向きがあるもんなんだなぁと生地まみれの手をまじまじ。
俺の冷たい手だとうまくまとまらないんじゃないか?と胸元で両手を広げて見せるヴェに、かっわっいっっ!なんて感想を抱きながら、じゃあ一緒に混ぜようか、とヴェの背後に回って後ろからヴぇの手に自分の手を重ねて生地をこねようとするマゼ。
なんでこんな恰好になってるんだ???と疑問を感じつつも、まぁマゼだしいっか、と深く考えずにそのままPLAY。
密着してから、これちょっとまずいよね、でもヴェ、嫌がらないし……いいのかな、うん、嫌がられてないからいいや、と続行するマゼ。
🍞屋マゼとリーマンヴェ。
友達でも親友でも悪友でもそんな距離で🍞生地こねたりせんわって心のツッコミを黒フラッシュで入れてオチとしたい。|д゚)ばっくはぐすきぃ。
失礼いたしました。