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しんぶん赤旗より。
山田太一「終わりに見た街」のあとがきに載っていたという、戦時中の話。
山田太一の学校の先生が「日本が原子爆弾を作っていてそれが完成すれば戦争に勝てる(記事が手元になくて言い回しうろ覚え)」という話をしていたと。
よく「物量や戦力で絶対に敵わないアメリカと戦争していた日本は愚か」というけれど、「敵う」相手ならいいのか。韓国や中国や台湾等アジア諸国を植民地支配したのは「勝って」いたからいいのか。日本に原爆完成させる「国力」があったら戦争しても愚かじゃなかったのか。
勝てない相手と戦争したから間違いなのではなく戦争自体が絶対に間違い。戦争に反対する。

身内に核兵器廃絶に署名してほしいと頼んだら断られて「何で?!」「戦争は必要悪やし」「原爆落とされたんも別にええってこと?」「(あの戦争は)負けたからあかんかった」「日本が勝っとったら中国とかずっと占領するいう事やけどそれがええって事か???」(さすがにしまったという顔をしていて話が終わった)というやりとりをした事がある。
勝てないアメリカと戦争してた日本は愚か、という言い方でしか戦争反対言わないのは結局「勝てる戦争はOK」という事。

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