便乗魔女()集会ネタ
深い森の奥から、おいでおいでと呼ぶ声がした。誰の声かも分からない、なのに私を呼んでいる声。
あの森の中は危ないから、近寄っては行けないよとお父さんにもお母さんにも言われていたのに、何故か勝手に足が動いた。言っちゃだめだと分かっているのに、進む足が止まってくれない。
なんで、どうして。自分の意思に反する体に意味が分からなくて泣きそうになりながら、闇の中へと進んで行ったその先で、呼ぶ声とは違う声が聞こえてきた。
「子供が一人こんな場所まで、何をしに来たんだい?」
その声がきっかけになったのか、いうことをきかなかった足がようやく止まって、力が抜けてその場にへたりこんだ。
小石やら枝やらが落ちている地面が痛い。けれど謎の現象から解放された体は、微かに震えてすぐには動いてくれそうになかった。
動けない私のすぐ横に人が立つ音と気配がした。ゆっくりと見上げると、真っ黒なローブでフードを被った背の高い人がいた。座り込む私に目線を合わせるためか、ローブの人物がしゃがみこむ。かと思えば、私の泣き出しそうに潤んだ視界に、フードを外した顔が見えた。金糸の髪に赤い瞳。子供心にも分かる美貌の顔が、私の顔を見つめていた。
便乗魔女()集会ネタ
7を呼んだのは森の奥に封印されてるシュテーダル。6はシュテの見張り兼森の番人みたいな。封印されてるはずなのに7に宿ってた魔力に昔自分を封印した愛しい魔女の力を感じて執念深く狙っている。っていうことに気づいた6が身を守る術を7に教えこみつつ、古に施された封印をなんとかできないかあれこれやっている
ってとこまで考えてえいやってぶん投げまーした!( ᐕ)