便乗魔女()集会ネタ
「ああもう何が間違ってるの!?解析箇所?力の流し方?どこよ!」
ダンダンと足を踏み鳴らしながら、先端が棍棒のようになっている杖で見えない壁を叩く。殴りつけても破れないそれはとある人物によって張られた結界で、私が越えなければならない課題だった。
数年前、近寄ってはならないと言われていた森に何者かによって呼び寄せられた私は、呼び寄せた声の主とは別の人に拾われた。人里離れた場所に住む、魔女と呼ばれる存在に。
「ヘル、今日はそろそろ終わり。夕飯の支度をしないと、もう暗くなり始める時間だよ」
結界に向かって恨みがましい視線を向ける私に後ろから声がかかる。振り返れば、ここ数年で見慣れた金色を風に揺らす見た目は若い男。
魔女とは言っても、魔法を扱う森の民を総称で魔女と呼ぶらしく、私を拾ったのはこの魔女(男)である。
「今日も破れなかったぁぁ……!」
「猪みたいに鼻息荒くしない」
「猪って言うな馬鹿師匠!」
おかしな話ではあるのだが、あの日から私はこの男の弟子になった。元の場所へ帰るにあたって必要なことらしい。無知のままでいれば私はまたあの謎の声に呼ばれてしまうのだという。
「明日こそは破ってやるんだから!」
「出来るといいね、はいこれ皮剥いて」
「魔法で剥けるくせに!」
「修行だよこれも」
便乗魔女()集会ネタ
7を呼んだのは森の奥に封印されてるシュテーダル。6はシュテの見張り兼森の番人みたいな。封印されてるはずなのに7に宿ってた魔力に昔自分を封印した愛しい魔女の力を感じて執念深く狙っている。っていうことに気づいた6が身を守る術を7に教えこみつつ、古に施された封印をなんとかできないかあれこれやっている
ってとこまで考えてえいやってぶん投げまーした!( ᐕ)