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ここを立ち読みして驚いてレジに持って行ってから、私のいまの読書がはじまったと言っても過言ではない。合掌。

> みなが「やる」ことができるための条件の差を小さくすることもよいことだと思う。たとえば親に金があるかないかで学校に行けたり行けなかったり、そんな差があるのはよくないと考える。けれども、その上で、差は残るだろうし、それはよくもないがわるいことでもない、ただそのことを言っているだけだ。そしてそのことはじつは誰でも知っていることだ。私が言っているのは、その誰でも知っていることを、事実として認めようということ、そして、その差が人々の暮らし向きを左右してよい理由がないこと、それはよくないことであること、このことを認めようということだった。
▼『増補新版 人間の条件 そんなものない』立岩真也(新曜社) p.244

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