アイリス・ゴットリーブ『イラストで学ぶジェンダーのはなし みんなと自分を理解するためのガイドブック』を読み終わった～！！
様々なジェンダーやそれに対する差別や抑圧(が引き起こす様々な事態)、それが持つ特権などが歴史もあわせて分かり易くかつ取りこぼしが最大限ないように書かれていて一気読み。
私がここ数年ずっと考えているインターセクショナリティについてもこの語(考え)が可視化することを文章と図で明示してくれてて分かり易くて有難い。
特権に関してはいくつか具体例(そのなかのひとつ：「メディアで自分が表象されているのを目にするだろうか？ メディアの人々のうちで、自分に似ている人の特徴はどんなだろう？」137p)が挙げられていて、自分の持つ特権に対する捉え方や考え方の整理にもすごく役立ちました。
他にもたくさん、スポーツやセックスワーク、カミングアウト運動の危険についても言及されててもっと前に読んでたら良かったと後悔もしたけど今読めて本当に良かった！！また、ジェンダー表現がその人のジェンダー・アイデンティティを示しているとは限らないというようなことが太字で書かれていてそれ！それです！！って力強く頷いた。
あとこれは大体どの項目でも言えることなんだけど、イラストがすごくカラフルでイケてて見ていて胸が躍ったよ～。