「秘宝 ホラー」で画像検索したら出てくるんだけど、いまこの時代にもホラー映画は薄着の女が血まみれでキャーキャー騒ぐのが面白いようなんよね
悪趣味!エログロ!それを楽しむオレたち!みたいな
たぶん、そーゆー価値観が嫌でホラー映画に最近まで興味なかったのではないか
スティーブン・キングが原作でもないとみる気になれなかった
そーゆー秘宝の価値観から、脱却した新しいホラーが今のメインストリームになってきてるのではないか
最近のモキュメンタリーみたいな作りは、冷笑悪ノリでは作りにくい感じするんよな
モキュメンタリーって"真面目"がキーワードで、冷笑悪ノリのひとたちは照れがはいって、作れない感じがする
『コワスギ』はその照れを暴力描写で振り切ってきて、それはそれで面白くもあったけど、ちょっと今だと違和感がある
それを制作側が自覚してるのが見える
それが面白い