LGBTQは昔からいたのに、アニメやドラマや映画に出てこなかったというのは、あえて排除してるってことだった
いるのが当たり前なのにいないことにしてきた反動で、善人として描く
LGBTQは主人公の絶対の味方、社会に不当に叩かれる心優しい被害者って感じで描く
それが今も続く書き方だけども、それを踏まえての『ダウントンアビー』のトーマスが最高だった
性格が悪い性的マイノリティだっているよ
そりゃいるよ

いないことにされた反動で、絶対の善人で描くって、ただの反転でそれは目くばせ配慮でしかないわけよ
マジカルニグロと同じ、フェアリーテイルゲイってヤツだよ

ダウントンアビーは第一次大戦前から始まるドラマだからゲイのトーマスは「穢れてる」って言われるわ、解雇されるわ、散々なので、そら性格悪くもなるわって感じで最高だった
ちょっと記憶が曖昧なんだけど「俺が悪人なのは俺のせいなのか！」みたいなこと言って、サイコーー！好きーーー！ってなった

いま思えば顔以外褒めるところがない主人公メアリーが周囲を傷付けまくってもモテモテハッピーになるのもルッキズム批判の反転だったんだな、あれ
いま気付いた

性格の悪いイギリス人の、ハリウッド的ポリコレのアンサーとしての作劇だったのかも『ダウントンアビー』
知らんけど