『虎に翼』の主人公の娘が急に寄生虫研究で大学院まで行ったことになって、マッハで辞めたことに違和感しかないのだけれど、基本的に違和感しかないドラマなので放置してた。
そしたら「優未は承認欲求のために勉強していて、それを教授に見透かされてたのでは?それなら、お前のためにイスはないって言われるのも無理はないし、言われて博士号もとらずに拗ねて辞めるのも理解できる」という考察を見て、これは親子で同じことをしているというメタファーなのでは?と思った。
寅子も初期こそ法律に興味あったけど、弁護士になってからは女性の法曹界進出にしか興味ないようだった。
お腹の我が子のことより、自分の仕事を優先してきた。
法曹界というせまいサークルの姫であることに固執してたのではないか?
そう考えると穂高先生の休もう発言や雨垂れ発言に激怒したのも筋が通る。
穂高先生にとって生徒のひとりにすぎない寅子だが、寅子は自分のことを姫として扱わない穂高先生を最後まで許せなかったのではないか?
この視点を最後にブチかましたら、超面白いけど、そこまで考えてるとは思わない。