別インスタンスでの自分のアカウントがこちらのLTLにリノートされて、自分の投稿を別の場所で見るとちょっと他人事っぽく感じておもしろいですね。リアクション・フォロー申請くださった方ありがとうございます。

ふだんはMastodonをメインにやっているんですが、思えばそっちのプロフィールにこのアカウントの情報を載せていませんでした。やらない理由も特にないものの、活動のすべてを紐づけなくてもいいかなとどこかで思っている気もしています。

もともとTwitterの知り合い数人と一緒にMastodonにアカウントを作ったのがFediverseでの第一歩で、そこでTwitterと同じく相互につながっていた人たちは、さらに他の知り合いを探してTwitterでのつながりを大事にしたり、アカウントを作ったもののあんまり利用しなかったり、自分のスタンスに合ったインスタンスを探していろんなところにアカウントを作ったりしています。ひとつの共通点をもって意気投合した人たちであってもFediverseにおけるスタンスはみんなばらばらです。

私はたぶん、せっかく新しいところに来たので、新しいところでも既存の関係をまるごと保ち続けなくてもいいんじゃないかなと思っている気がします。知り合いが自分の活動すべてを追えるようにしておかなくてもいいんじゃないかと。新しい環境で、(たぶん)知人たちに知られていない場所でものを書くのは、ちょっと肩の力が抜けるような一息つけるような、今まで形成されてきた自分の着ぐるみを脱いで少し自由な空気を吸うような感覚があります。既存の人間関係についてのネガティブな気持ちは一切なく、ただ「知られていない」ことで少し身軽になる感じです。

でもせっかく分散型なら自分が分散するのもいいと思うんですよね。そのインスタンスに参加することで形成されるその場における自己ってたぶんありますし、それらをすべてまとめて把握される必要もないなと思います。たぶん知り合いたちの中にも、誰にも伝えないアカウントを作って、私たちが知らない姿をして遊んでいる人がいるんだろうと想像します。そうだったらいいなと思います。

SNSでも実生活でも、環境が変わると今まで考えてもいなかった自分が現れたりしておもしろいですね。こういう感覚はTwitterだけやっているときは出てこなかったものなので、いろいろと変化してみるのも案外いいものだなぁと思います。それはそれとしてTwitterの将来はどうなんだろうなぁですが。

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分散型SNSで自分も分散するって、考えたこともなかったけど面白い!
リアルだけでなくSNSでも、環境が違うと現れる自分が違う。
平野啓一郎氏の分人論に通じそう。 [参照]

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