『燃えあがる女性記者たち』感想 

観ました!
インド北部、選挙区の一つとしても影響力の強い州で、被差別カースト(ダリッド)の女性たちが立ち上げた新聞社「カバル・ラハリヤ」に焦点を当てたドキュメンタリー

自治の行き届いてない地域では警察が地元の有力者やマフィアと癒着して犯罪が野放しになっている。そんな中スマホを片手に情報を集めに行く彼女達の波ならぬ使命感と勇気に感銘を受けずにはいられない。

かつて「言論の自由がある」と評されていたインドだか、近年ナショナリズムの色が強くなりメディアへの圧力が強くなっている。
そんな政権が変わる過渡期に数々の動画を配信した彼女は今後どうなっていくのか。思わず動画を調べたくなる映画でした。

歌も踊りもない淡々としたドキュメンタリーだったけど、エンドロールの一瞬で胸が熱くなる演出はやはりインド映画みを感じた。
トークイベで登壇された先生が「インド映画はメジャー路線は勿論、ドキュメンタリーも上質なものが多く日本でも多く見られてほしい」と言ってたのも印象的。

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そういやインドにはカースト制度があるってのは知識として知ってたけど、インド映画でカーストやジャーティについて意識したことあんまりなかったので、今度観る時はちょっと意識してみようとかも思いました。

writingwithfire.jp

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