精神分析的な象徴的去勢とは、一つの言葉にならない無数のもやもやを、一つの言葉にしてしまうことであると考えることができる。たとえば「将来の夢」を言うこととかそういう意味で小学生のとき経験したアレは去勢の促しだったし、僕はこいつら馬鹿じゃねえかと思いつつ表面上だけ合わせてたのだから、少なくとも小学生の時点では倒錯者だったんだろう
なぜ一つの言葉にしてしまうかというと他者とのコミュニケーション可能性にかかってくる
それは言葉にすることでなにかが喪われているという方で受け止めればネガティブなことだけど、隠喩的なずれにより実質的には喪失されない、とするのが神経症者で、自閉症的な立場から見ると神経症者の解決法は欺瞞
愛の告白で君のことが好きだよと言うとき、それはすごくたくさんの感情に見切りをつけている訳で。それ冒涜なんだよねえ
みかたによってはと注記しておく
告白は去勢を承認しますという言辞。大人が告白しないのは去勢を承認していることは普通は前提にしていいからだ
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