『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか 現代の災い「インフォデミック」を考える』の片岡大右ってどんな人?って思って調べたらオザケン信者だった。『So kakkoii 宇宙』を絶賛し、小沢の政治的言動も絶賛してる…。んー。
批判的なトーンのほとんど感じられない宇野さんの『小沢健二の帰還』でも、さすがに若干否定的なニュアンスをにじませざるをえなかったエリザベス・コールと共同で製作した映画『おばさんたちが案内する未来の世界』の上映の集いについても手放しで絶賛している。
オザケン信者の中にはいまだにチャベスがよき大統領だったと思ってる人もいる。アルバムレビューではなく小沢の活動を総合的に評価するテキストなんだから、問題点を指摘できる立場の人には指摘してほしかった。
imdkmさんとコメカさんの『So kakkoii 宇宙』のレビューはいいところと悪いところをきっちり指摘した素晴らしいレビューだったなと改めて思う。