犬が亡くなった話を書いたらそれ以降、threadsが老犬や亡くなった犬の話で埋め尽くされるようになって。何だかなあなのだけれど。一回でもそんな投稿をするとデータベースに記録されているらしい。

言うまでもなくmastodonでそんな経験をした人はいないと思う。mastodonにそうしたアルゴリズムは存在しないし、なぜ存在しないかと言うと広告が存在しないからだ。

人の気持ちに寄り添って、あるいは共通の趣味を持つ人の投稿を推してくるならまだしも、ペルソナ分析の最大限のエネルギーは広告効果を最大限にしたいから。

それが当たり前のこの社会で、今更感極まりないのだが、そんな社会が自分たちの共通の理想なのかと考えれば、地上波の(ネットも)朝から夜中まで一日中、多くは欲しくもない商品やサービスの宣伝に埋め尽くされる生活が自分たちの望んでいた「あの頃の未来」であるとはとても言えない。

広告を中心に据えない持続可能なシステム。それはどこかにあるはずだし、あらなければならないと思うが、自分の今生ではちょっともう目撃できないかもしれない。

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「大衆社会」が広告的で体制に都合よく劣化した情報に塗りつぶされるのは、もはやどうしようもないことのようにも思われます。
そうであるならば、その劣化した情報に踊らされたり、溺れたりすることのないように十分注意することこそが、よく生きるための秘訣ということになるかもしれませんよね。

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