障害者差別解消法の発効に伴うバックラッシュもかなりひどくて、制度や世論調査での理解が高まるほどバックラッシュは酷くなるとさえ思えてしまう。特に車椅子ユーザーやベビーカーユーザーへの嫌悪はもう広まりきっている。一方で制度があると、本当に生活における多くのことが変わるのは障害者として実感がある。
トランスに関する法制度の変化も、同様のことをもたらすと思うけど、どちらも、法制度での変化や権利の尊重があっても、バックラッシュに耐えて「生活」における権利を獲得するまでに至る道筋が険しすぎる。
もちろん、トランスに関する事柄はまだ全然これからで、障害者差別解消法のようなものには程遠いのだけど、このような観点からクィアとクリップセオリーの繋がりは本当に今求められてるというか、私が必要としているものだと思う。

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日本保守党が三大政策にLGBT理解増進法への反対とともに名古屋城天守の復元を入れてるの意味不明にみえるけど、これを障害者差別解消法への反対と捉えるなら、どちらも法制度におけるマイノリティの保護への反対になる。
そして、トランスの障害者にとって、手術を受けることも、二つの手術要件を満たすことも、手術の負担の問題であったり、費用の問題によって極めて難しくなっている。もちろん、このどれが当人によってハードルとなるか、このどれがどのようにハードルになるかは、個別的なことで、このトランスの障害者と手術をめぐる諸々の事柄も、着目され分析されていってほしい。

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