わたしはどんな人間であっても生存が保証されるべきであるみたいな考えの理想主義者的という自負があって、そういう自分がわりと好きだったのだけどなんか最近そうはありきれないな……という悲しみがある。
もちろん空想上のことであるのだけど、ゴキブリがホウ酸ダンゴの流通を止めているせいで殺せず、ゴキブリの犠牲となって誰かが死んでいくなら、正規の手段のホウ酸ダンゴではなくバーナーで焼き殺すぐらいのことをするべきでは、と思う
もちろんそうならないようにホウ酸ダンゴは作られたはずだけど、もう手に入れることが出来ないのであれば、それを忌避するのは臆病では? と思う
でもそれは自分勝手で正しくないとも思う
犠牲を払っても正しくなければならない、それはそう。でもそれは犠牲が自分でも身近な人間でもないから言える