住民総会準備の役員会(予算決算会)が、つい先ほど、無事に終った。
新年最初の役員会だし、前年度の会計決算をしたり、新年度の予算を立てたりする大事な役員会なので、昔から慣例として、仕事が終った後に、自治会長(「区長」と呼ばれている)がポケット・マネーで役員に酒食を供することになっている。かつては自宅に招いて鋤焼きなどで酒宴を催していたが、近年では公会堂を場所として使う。
区長としては、予算決算の中身より、みんなに何を食べさせようかと、そのほうが気になる。最近では、仕出しの弁当やオードブルを出すのが一般的だが、旨いものを食べさせたい(自分も食べたい)と思ったので、今回、私はネット通販で鴨鍋を注文した。
旨かった。
みんなも喜んでくれた。
美味しいものを共に食して満足するということは大事なことだ。それによって、みんなが幸せになり、コミュニケーションが捗り、物事がスムーズに進むようになる。コミュニティのリーダーにとっては、そのために少しの自腹を切ってメンバーのために旨いものを調達するぐらいは、安上がりな事だ。
それって、旧い村の政治そのものじゃないの? という批評は当っているだろう。その通りだと思う。