8日に発生した日向灘の地震について、政府の地震調査委員会の長期評価の30年確率に影響あるのかという疑問を耳にした。
今回の地震は、画像の中の「日向灘のひとまわり小さい地震」にあたる。
結論から言うと、今回の地震が起きたからといって30年確率は変わらない。
ちゃんと説明すると長くなる。
一言で言うと、確率がポアソン過程で計算されているためだ。
つまり時間的に不規則に地震が発生するということを前提として計算している。
よって、今回の地震発生により30年確率は変わらない。暫く起きませんということも意味しない。
画像:地震本部「日向灘及び南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価」ポイント
https://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/subduction_fault/