細かくひずみを解放してM7程度の首都直下地震を回避できるならいいけどね。そんなこと分からない。
スロースリップイベント自体、東大ERIの小原先生たちによって現象が発見されてからさほど経っていない(GNSSがなかった時代には気づきようがない)し、関連なんか分からない。
ただ確率としては首都直下地震は高く評価されているのだから、日頃の対策を続けるしかない。今回があろうとなかろうと。
ちゃんと必要な分の備蓄はしているか、家族との連絡手段は確認しているか、建物を耐震化しているか、家具は固定しているか、感震ブレーカーを設置しているか、寝室にはあまり物を置かないようにしているか、ヘルメットの使用期限は切れていないか、などなど。
特に首都直下など大都市の場合は人口が多く密度も高いので自助が大事だと強く思う。
首都直下では基本的に助けはしばらく来ない、かなり遅れると考えておいた方がいいし、ある人の対策不足が他人に影響し迷惑をかける恐れがより強い(たとえば感震ブレーカー未設置による地震火災、構造物崩壊による周辺への悪影響など)
次の大規模地震災害でも、想定外のことは起きるだろうと思う。しかし減災対策の有無で被害の様相はだいぶ違ってくるだろう。