英ブッカー賞2023最終候補メモ。
・The Bee Sting (Paul Murray)
・Western Lane (Chetna Maroo)
・Prophet Song (Paul Lynch)
・This Other Eden (Paul Harding)
・If I Survive You (Jonathan Escoffery)
・Study for Obedience (Sarah Bernstein)
https://thebookerprizes.com/the-booker-library/prize-years/2023
上記URLから引用:
"Although full of hope, humour and humanity, the books address many of 2023’s most pressing concerns: climate change, immigration, financial hardship, the persecution of minorities, political extremism and the erosion of personal freedoms."
↑こうしたトレンドは、最近のノ ーベル賞と似ていると思った。愛情など人類共通/普遍のテーマのほかに、社会的テーマの反映を重視する傾向。
本のページの余白にそのとき思ったことなどをじゃんじゃん書き込む読書スタイルなので、電子書籍は最初から考えていない。
物理的な本を、できるだけ街の書店で買いたい。
あと単に紙の本の方が好き。出張のときだけ電子書籍だが、読むというより文字を脳がスキャンし続けてあまり心には残らないという感じになってしまう。自分には合っていないと感じた。
電子書籍に移行できていたら、持ち運びと収納スペース的には大変良かったんだけど。そろそろもう読まない本で絶版ではないものは古書店に出さないといけない。書き込みのおかげで大幅に値は下がるが、それでも持っていってくれるのはありがたいことだ。
今年のブッカー賞作品発表。
受賞はアイルランド作家のポール・リンチによる"Prophet Song"
ブッカー賞のProphet Song、やはりどこも売り切れ。ほとぼりさめたら読もう。
こうなることは分かっていたのでショートリスト出た時点で全部買っておくべきだったのだが、バタバタしてつい忘れていた。
英文レビューを検索したところ、次のワードが目立った。
ディストピア、悲惨、暗い、不安
個人的には読みたくなるキーワード。
これらも洋書あるあるで国内書店の在庫は全然無さそう。Penguinなど版元オンラインショップから直接輸入するのが一番早いかな。
紹介文読んで"This Other Eden"に興味をひかれた。
ポール・ハーデイングは『ティンカーズ』(小竹由美子訳、白水社)で2010年ピュリッツァー賞をとっている。
Irishが登場人物のものが多め？
"The Bee Sting"も読んでみたいな。