松村雅亘さんは2014年にお亡くなりになったが
http://www.kira.city.ibaraki.osaka.jp/manabidori/no22/pdf/08-09.pdf
″マツムラギターの音作りの完成が私の生涯の課題です。 ブージェさんは「人の命は短いが、私のギターは300 年の後まで美しく鳴り響くことでしょう」と言われまし たが、私もそんなギターを目指していきたいと思います。″
松村雅亘さんは私に対しても、私の松村ギターは私が死んでもギターは生き残る、丁寧に扱って(パイプ椅子をぶつけられて表板を破損させたので半ばお叱り)私の死後も次世代にギターを引き継いでいってほしいと言われていた。それを心しなければと思ってる。
実は私の松村ギター、阪神淡路大震災(当時神戸在住)で2階廊下から階段踊り場まで落下したのにハードケースに入れていたので無傷だった。しかし別室の、むきだしで置いていた別のクラシックギターは揺れで様々ぶつかりほぼ完全に壊れてしまった。だから演奏時以外はハードケースに入れておきたくなる
しかし災害、戦争、アクシデント、生活の様々な変化などを生きのびることの難しさと尊さと。
話がそれてしまった。ギターと脱力の話を調べていたはずなのに……。
クラシックギターは(もちろんクラギだけの話ではない)、左手は左腕の重さ、重力を生かしこれを利用して弦を押さえると楽。左手の握力で無理にギューッと押さえる必要がなくなる。ギター入門の難関Fコードも楽々です。