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しかし。思い返してもよく似てる。兵庫県の。
立花絡みで候補者の掲示板をおもちゃにされ、有権者がうんざりする気持ちからスタートして。
現職がやらないできたことを公約であたかも自分に任せてくれれば自分が一番うまくやると言わんばかりに主張したこと、ヘイトスピーチなどは野放しで、支持者がステッカーを貼ったとか貼らないとかそのレベルで蓮舫さんはバッシングされて。
序盤は勢いがなかったが、一見、途中まで蓮舫さんの票が伸びている雰囲気ができていたのに、終盤に向けて石丸の名前がどんどんSNSで広がりだして何事かと思ったらTiktokで回ってきて頼りになりそうだし日曜日は用事があるから期日前で入れたって言い出す30代以下が増えて。
最終的にはあの結果。
有田さんが応援に入ったのがマイナスだったとか言われたところまでも一緒。

結果的には人口比で、兵庫と同じで若者(20代以下)で石丸に入れた人はその世代での比率が高いが、票数からしたら人口自体が上の世代と違うので30代40代50代の票の動きの方が決め手だったとは思う。

蓮舫さんの勢いがあるような気がした、は、私の感覚でもあるけど。私個人だけのものではなく。蓮舫さん本人も選挙後のインスタライブで言及してて。それは石丸さんとの比較ではないけど、これまで長い事、国政選挙で戦ってきたのとは違う印象(熱気)と手応えがあったって感じの話をしていて。そうだと思う。街頭演説を繰り返し行ってた人も「徐々に人が増え始めた」「演説もだんだん内容が良くなってる」ってツイートしてたし、本人も選挙後に「毎日夜に帰宅して自分の演説を聞き返してより聞きやすい演説になるように修正して翌日また演説に行くのを繰り返してた」と言っていたので。

が、それが最終的には都知事選最終日に「昔、丸ビルの中に入ってる高級フレンチを上司に奢ってもらった」話をするような候補者に負けたっていうね…。

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