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庭住みメブキジカの話(文章) 

私の家の庭には、メブキジカが住んでいる。先代である父が庭に迷い込んだ彼を庭に住まわせたことが始まりだ。木々の間に静かに佇むメブキジカの姿は、まるで彼自身が一つの庭木になったようで、四季の移ろいと共に装いを変える彼の姿はこの庭の景観にとって欠かせないものになっている。私が子どもだった頃には、メブキジカはよく幼い私を背に乗せて庭を駆けてくれた。庭師が整えた庭を踏み荒らさないよう、岩から岩へ飛び移り駆けるメブキジカの蹄が岩肌を打ち、軽快な音を立てた。彼は庭のことを隅々まで知っていて、耳の側で風の音が轟々と鳴るような速度の中でも、彼は一度も身体を庭木の枝に引っ掛けることはなかった。彼の背はいつも朝露に濡れた土と新緑の香りがした。そんなメブキジカもいつしか老い、近頃は動くことも稀になった。若い頃には春になると角に溢れんばかりの花を爛漫と咲かせていたが、老いてからはその数を減らし、大きさも小ぶりになった。しかし、重ねた時は悪い変化ばかりをもたらすものではない。花の数は減っても、均整の取れた形に整い、淡い薄紅に染まった花弁は一本一本の花脈の先に至るまで瑞々しく、以前よりもずっと美しさを増している。その花から匂い立つ仄かに甘く、透き通るような香りが庭先に漂う朝が、この家にとっての春の訪れだ。

ロマサガ3ネタバレあり エレン・サラ姉妹について 

エレン、妹のサラに対して過保護な姉なのはエレン本人の気の強さもあるだろうけどサラが死食で生き残った子どもであることを知っていたことがかなり大きかったんじゃないかなあと考えている
死食で生き残った子どもは宿命の子、世界を荒廃させた魔王になった例もある故に他の人から良く思われない可能性もあるし(実際に聖王は赤子の時に殺されかけている)、神王教団のように現代の宿命の子を祀り上げようとする集団もいる
神王教団、国を滅ぼしたり砂漠に塔建てたりと行動力がすごいので、死食で生き残った子どもの存在を知られたら本当にろくなことにならなさそうではある 連れ去りくらいは平気でしそう
エレンにとってサラはたとえ宿命の子だったとしても妹で普通の人間なんだけど、それでも死食を生き残った宿命の子かもしれない存在という点で変なことに巻き込まれる可能性は頭にあっただろうし、危ないことはしないでほしいみたいな気持ちはありそうなんだよな
あの世界でのサラの年齢、同年代の子どもは全員(少年除く)が死食で死んでいるわけで、年齢を言うだけでも不審な目で見られるとかもあるのかな……とか思った ごく一部の親しい人以外には1歳ずらした年齢で通しているサラ概念!?

ポケモンSVのDLCエンディングまでのネタバレあり ブライア先生について 

ブライア先生、研究に意識持っていかれがちで人の気持ちへの配慮が欠けがちなデリカシーのないタイプだけど悪い人というわけでもないし先生として学生が危険に晒されれば焦るし責任も感じるのすごい絶妙なバランス感で非常に良かった
純粋にテラスタル現象を研究したい、先祖であるヘザーの見たものを知りたいが全てでそれを何かに悪用したいとかそういうのじゃなくてよかった、本当に ブライア先生のこと、好きだ……。
先祖の正しさを確かめるというブライア先生の研究の根底にある目的が前編時点から本当に好きだったのでこれが建前だったら暴れ回っていたかもしれない

ネタバレ配慮のために言語化しなかったポケモンSVのDLCの感想あるの悲しいから動かすことにした とはいってもそれなりに進んでるのでこれから書くことないかもしれないけど

Fedibirdは独り言に近い運用しようと思ってたけどそんなに使えてないのはホームにショートカットを追加してないからだろうなと思い立ち、ちょっと追加してきた アプリ導入した方がいいのかもしれんけど今登録しているサーバーの数くらいであればこの方法で大丈夫そうかな

墓守とその相棒のラウドボーン、見たい
ラウドボーンは深い夜の墓地を見て回る墓守の行先を照らす灯火となり、またそこで眠るものの魂を癒すための歌を歌う
時に墓地に積もった人々の未練や失意、憎しみからゴーストタイプのポケモンが生まれる 彼らが悪さをしないように、また他のポケモンや人々と共存していけるようにラウドボーンはよく世話を焼く 死んだ人々の魂から再び世界に生まれ落ちた彼らを祝福する歌を送る 彼らの新たな生が、憎しみや苦しみだけで満ちないことを願って

やっぱり良くないかなと思って消した うーん……こういう話したいならもう少し趣味専門のところに行くか自分でTL構築するしかないんだろうけどフォロー/フォロワー関係を作るのが下手すぎて難しい

でも人に聞いてほしい話はタグつけてそうでもない話は何もつけないくらいの区別はつけているので……自分の中では。つまりさっきの話は誰かに聞いて欲しかったわけですが。だって欲しいじゃん、四天王部屋。

この前メブキジカの件でタグに流したらいくつかリアクションついたから良いかなって思って……今回のは純度高めの妄想だから訳が違うのでは?

たまになら許されるかなと思って誰かに聞いてほしいオタク的話をfedibirdタグに流してしまうのだがこれ良くないかなあ 良くないかも すみません

fedibirdでもオタク話だけじゃなくて日常挨拶もした方がいいよ〜の気持ち 空気読め! 複数のサーバーにいるのが下手 でも文字数の関係的に日常的な話をmisskey系のサーバーでしてオタク的トークをfedibirdでやっているの、どう考えても逆 成り行きでこうなったんだけど

ポケモンSVのストーリーネタバレあり 注意 コライドンの話 

エリアゼロにいた種族を見る限り凶暴なポケモンだらけと思われる過去の世界であのかわいい大型犬っぽくて人懐っこくて心優しい主人公の相棒の方のコライドンはどうやって生きてきたんだよという気持ちがある もちろんその気性は現代に来てから博士やペパーとの生活の中で養ったものである可能性もあります まああと2匹目のコライドンには負けてもそれでも種族としてはかなり上位の力を持っているので力で何とかなってたのかもしれない でもあんなに目を輝かせてサンドイッチにがっついてたりボタンちゃんに懐いてぺろぺろ舐め回したりホームウェイの最後で落ち込んでいるペパーの背をぐいっと後押ししてあげるところとか考えるとやっぱり優しくてかわいい子だなと思うわけよ
それはそうとしてコライドンくんと幼ペパーが初邂逅してからコライドンくんがペパーに懐いて背に乗るように促すところまで見たくない? 見たい ゲンダイドン(モトトカゲ)が背中が温まるから人間乗せてるって記述あるしコライドンくんも気を許したものに甘える意味で乗って欲しがったりするのかも 人間! せなか温めて! って感じで あるいは親愛と信頼の証 コライドン/ミライドンにとっていちばんのスキンシップが乗ることであってほしい

パルデアだとふゆのすがたの人気がないだけで日本モチーフ地域ではちゃんと愛されていると思いたい ジョウトとか……。

なんかめちゃくちゃメブキジカ最推し人間みたいになっているがポケモン箱推し(?) というかポケモンのいる世界が好き

そんなこと言ってお前だって朝に書いた庭住み老メブキジカの文章だとはるのすがたのことしか書いてないだろという話だが、冬越えがもう年齢で厳しいのではないかと案じた家の人間たちが冬の初めに家に入るようメブキジカに促したが庭の景観の一部であることに誇りを持っているのか頑なに動こうとはしなかった、という話の流れが文字数とオチがつかないという都合でカットされている 冬の姿だってとっても綺麗だよ ぼくが雪国に生まれて雪の景色を好んでいるからかもしれないが ポケモン世界のメブキジカ愛好者の皆様ももっとふゆのすがたを愛好しろ!

メブキジカは一般ポケモンとは思えないほど趣のある設定とデザインをしているが、図鑑説明文で公式にふゆのすがたは人気がないと言われなんで!!!!!ふゆのすがたの雪に覆われたみたいな白い角と毛並みも綺麗でしょうが!!!!!!!! :blobcat_MUDAMUDAMUDA: となる

fedibirdタグで週報の宣伝していいと思う? わかんない(虚空への呼びかけ)

庭住みメブキジカの話(文章) 

私の家の庭には、メブキジカが住んでいる。先代である父が庭に迷い込んだ彼を庭に住まわせたことが始まりだ。木々の間に静かに佇むメブキジカの姿は、まるで彼自身が一つの庭木になったようで、四季の移ろいと共に装いを変える彼の姿はこの庭の景観にとって欠かせないものになっている。私が子どもだった頃には、メブキジカはよく幼い私を背に乗せて庭を駆けてくれた。庭師が整えた庭を踏み荒らさないよう、岩から岩へ飛び移り駆けるメブキジカの蹄が岩肌を打ち、軽快な音を立てた。彼は庭のことを隅々まで知っていて、耳の側で風の音が轟々と鳴るような速度の中でも、彼は一度も身体を庭木の枝に引っ掛けることはなかった。彼の背はいつも朝露に濡れた土と新緑の香りがした。そんなメブキジカもいつしか老い、近頃は動くことも稀になった。若い頃には春になると角に溢れんばかりの花を爛漫と咲かせていたが、老いてからはその数を減らし、大きさも小ぶりになった。しかし、重ねた時は悪い変化ばかりをもたらすものではない。花の数は減っても、均整の取れた形に整い、淡い薄紅に染まった花弁は一本一本の花脈の先に至るまで瑞々しく、以前よりもずっと美しさを増している。その花から匂い立つ仄かに甘く、透き通るような香りが庭先に漂う朝が、この家にとっての春の訪れだ。

庭園に住んでいる老メブキジカ概念
日中は手入れされた木々の中に静かに佇んでいて、老いのせいか動くことは稀。何十年も前、まだシキジカだった頃に庭に迷い込み、当時の主人の意向で屋敷で育てられることになったが、今となっては庭の景色の欠かせない一部となり四季それぞれの装いで庭を彩っている。見た目に影響のない範囲で庭木の葉を食んでいたりする。その加減はもうお手のものだがシキジカ時代はうっかり柔らかな新芽を食べ過ぎて庭師に怒られることもあった。

まあこれ寝る前にちょっと覗いただけだからもう寝るんだけど……。

ある程度ホームにトゥートを落としてそれなりに人格が見えてきた感じがするのでごあいさつ。
しらたきと申します。話題雑多なポケモンを愛好する人間です。よろしくお願いします。

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Fedibird

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