(続き)
もちろん「異論」はあります。「僕はそれは違うと思いますよ」という事を言う準備もしていました。彼は「あなたはどう思う?」って観客に聞いてくるからです。結局、言う機会は逃したまま終わりましたが😓
ただ、本人なりに配慮はしている様に僕は感じました(それはコロナに限らずです)。
ライブは面白かったです。何をしゃべっていたかは「ネタバレ」になるので言いません(気になる方はライブに行ってください)。僕も周りも「ずっと笑いっぱなしだった」とだけ言っておきます。マイク一本でここまで爆笑させるのは凄い事だと思います。ぼくが「話すタイプの人」だ判断したのは正解だったと思います。「ツイートで伝えられる」人ではないです。
そして、村本さんの行動原理は「思想」ではなく「目の前のお客さんを笑わせる」事というのも「直接会う」事の意義だと思います。「村本さん、私はそうは思いません」ってハッキリ言って大丈夫な場所です。むしろ「俺も同じ考えっすよー」なんて言ったら「唾を吐かれる」のでご注意を。
何にせよ、アメリカに行く前にライブに行けて良かったです。心配していたコロナは症状は出なかった。あの場で爆笑していた人たちも無事であって欲しい。
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ウトロは昔「宇土口(うどぐち)」という地名だったそうです。それが「ウトグチ」とよばれ「ウトロ」になったそうです。
ウトロの中に入った事はありませんでしたが、場所は知っていました。20代の頃は、自動車学校に行く時やバイトに行く時に、ここの道を通ってましたし、作業所で働いていた頃も、現場(施設の清掃や草むしりをしていました)に行く道でもありました。だから「そらでも行ける」自信がありました。
最寄りの駅を降りて歩くと「見慣れた光景」が目に映ります。「懐かしい」と感慨に浸りながら「ウトロ平和記念館」を目指しました。
「迷う訳がない」
そう思って歩いていました。
しかし、道に迷いました。
途中から「全く知らない景色」に変わったのです。不安になって振り返ると、そこには「見慣れた光景」がありました。
真後ろは知ってるのに眼前の光景は「知らない」のです。
「そこに有るはずのものが無い!」
愕然としました。そして悲しみと恐怖を覚えました。僕はライブのお客さんと思われる人を見つけ、後をついて行きました。そして着きました。
「放火事件」の恐ろしさを肌で感じた瞬間でした……。
(続く)