私が投票にちゃんと行くようになったのって三十代に入ってからで、それまではうちは「選挙は行きなさいよ!」と口うるさく言われる家庭だったので、渋々行っていた。それでも「ろくな奴がいない」「どうせ私が投票したって」それどころか、そもそも政治がなんなのか、政治と生活が関係してることもまるでわかっていなかった。
なので、私自身がどういうルートを経て、何がきっかけで今のような考えに至ったのかをなぞって行けばなんか見つかるのではと思ったりする。
その一環として一度、Twitterで「あなたが投票に行くようになったのはなぜですか?」と聞いてまとめてみたらいいかと思いついて、聞いてみたことがあったのだけど、私と同じように「そういう家だったから、当たり前だと思っていた」という人が多かった記憶がある。
@nasukoB
ウチの両親は反対に「共産党は怖い」とずっと言っていました(両親も自分の親からそう教えられていました)。「自民党が一番いいんや」という考えでした。
そんな僕が共産党支持者になったのは「平和憲法を守りたい」という想いからですし、そのきっかけとなったのは、大塚英志氏の『サプカルチャー反戦論』でした。
父は既に他界していますが、最期まで自民党支持を貫きました(名誉の為に言っておきますが、父に右翼思想はありませんでした)。母は僕が「共産党は怖いというのは違う」という事を説明していますが、それでも「警戒心」は未だに残っています。親から「共産党は怖い」と教えられてきたのだから仕方ないのですが。最近は福島瑞穂氏に好感を持っているので「社民党も良いよ」と言っています。