私が投票にちゃんと行くようになったのって三十代に入ってからで、それまではうちは「選挙は行きなさいよ!」と口うるさく言われる家庭だったので、渋々行っていた。それでも「ろくな奴がいない」「どうせ私が投票したって」それどころか、そもそも政治がなんなのか、政治と生活が関係してることもまるでわかっていなかった。

なので、私自身がどういうルートを経て、何がきっかけで今のような考えに至ったのかをなぞって行けばなんか見つかるのではと思ったりする。

その一環として一度、Twitterで「あなたが投票に行くようになったのはなぜですか?」と聞いてまとめてみたらいいかと思いついて、聞いてみたことがあったのだけど、私と同じように「そういう家だったから、当たり前だと思っていた」という人が多かった記憶がある。

まだ「親にせっつかれるから渋々投票に行ってた」時代、母に「誰に入れればいいかわからない」と聞くと「共産党にしとけば間違いない!自民党はねっ!あいつら金金金でアメリカと繋がっていて…」という、雑すぎる説明で、いや、今となっては言わんとすることはわかるのだけれど、前提知識がない人への説明としてはほぼほぼ意味不明だった。

問題意識を共有してる人同士では、何が問題なのかの前提となる知識も共有されるので話が早いし、よりつっこんだ複雑な話へと発展できるのだけれど(それこそ、母の「共産党入れとけば間違い無いのよ!自民はね!金金金でアメリカとも繋がっていて」というのが今なら言わんとすることがわかるけど、若い頃は意味不明だったことによく現れている)、問題意識が共有できていない人との間では、たぶん「え、こんなことも説明しなきゃいけないの?」というくらいから言う必要があるのかもしれない。


ウチの両親は反対に「共産党は怖い」とずっと言っていました(両親も自分の親からそう教えられていました)。「自民党が一番いいんや」という考えでした。

そんな僕が共産党支持者になったのは「平和憲法を守りたい」という想いからですし、そのきっかけとなったのは、大塚英志氏の『サプカルチャー反戦論』でした。

父は既に他界していますが、最期まで自民党支持を貫きました(名誉の為に言っておきますが、父に右翼思想はありませんでした)。母は僕が「共産党は怖いというのは違う」という事を説明していますが、それでも「警戒心」は未だに残っています。親から「共産党は怖い」と教えられてきたのだから仕方ないのですが。最近は福島瑞穂氏に好感を持っているので「社民党も良いよ」と言っています。

ちょうど、私もきっかけとなった本を書こうとしたところで邪魔が入って途切れておりました笑 きっかけとなった本!そうそうそれをお聞きしたかった。私の場合は橋本治の二十世紀あたりからでしょうか。

大人になって図書館の存在を知り、懐具合を気にせずに乱読するようになってから橋本治の本とかちょこちょこと政治のこととかかが頭の中で繋がってきた感じです。さらに投票の意味とか政治への考え方がより具体化されたのはTwitterの存在が大きかったです。いまはそれがマストドンでより細かくブラッシュアップされてる感じです。

それにしても共産党への既視感は根強いですね。社民党から進めてみるのもよさそうですね😆福島みずほさんは、政治への関心がほぼ無い知人も知っていて、さすがみずほさんと思いました。

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福島瑞穂さんは、丁寧に話してくれるので好感が持てます。大椿ゆうこさんが繰り上げ当選された時、動画で「議席が倍になりました」とユーモアもあるので、多くの方に知ってほしい政治家ですよね。大椿さんにも頑張って欲しいです😆

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