「オタクのウヨ化」は、やはり僕には理解できない。「自分で自分の首を絞めている」様にしか見えないから。
「マンガ・アニメが世界に誇る文化」と言われ、「ジャパニメーション」だ「クールジャパン」だと持ち上げられ、経産省あたりに「コンテンツ産業」として目をつけられ、くだらない「官製萌えキャラ」が炎上する度に、何故か「フェミニスト」にキレる。
周囲から「おたく」と罵られる時代から、自ら「オタク」と誇る時代へ。決して罵る事がいいわけではないが、肩身の狭い思いをしてきた「おたく」から、大手を振って闊歩する「オタク」へ。純粋培養された「オタク」は、権力に「いい様に操られる存在」にまでなってしまった。そして、彼ら彼女らに「操られている自覚が無い」。国にとって、これほど「扱いやすい人間」はいないのではないか?
「俺たちの事はほっといてくれよ!」
そういう「おたく」はもう居ないのか? サブカルチャーが権力に「持ち上げられた」瞬間、それは「終わりの始まり」だ。