恋愛小説にはまったく興味がないのに江國香織のいくつかの作品は学生時代のお気に入りだった。何故か?
(そもそも文体や雰囲気が好きだったからというのもあるが、)好きな作品を並べてみるとなんだかポリアモリーっぽい関係性を含んだものが多い。
『落下する夕方』『がらくた』『きらきらひかる』……これらをポリーの話とくくるのはちょっと問題があるけど、ポリアモラスではあるんじゃないか。だから好きだったのか……いまさら自覚した……。
(あとそういう関係性は無いが『ウエハースの椅子』とエッセイ『やわらかなレタス』『とるにたらないものもの』も好き)

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49は、ポリアモラスではあるけど他の性質(AroAceや人間嫌いや生活状態などなど)によって “実際にポリアモリーを実践することはない” ひとだよ。
あとフィクトでも特定のキャラに恋愛的/性的惹かれを感じるのではなく、自分自身を応対させるでもなく、“非対人”という概念自体に惹かれるタイプのフィクトro/ceだよ。そういう意味でも、フィクト愛においてもモノガミーの苦悩は発生しない。

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