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一番と紗栄子に関するろくろ
紗栄子に一番への理解がほぼないの、7で仲間だったのにマジかよって気持ちはあるけど、一番が本心をあまり人に言わない、なんなら自分が何考えてるか自分でもよくわかってなさそうな所あるから仕方ないんじゃないか。
7の関係も一番の寄り添い力頼りだったところあるし。
「好きって言え」とか「男らしくしろ」とか言ったところで、言うこと聞くだけで自分の気持ちは言わない（自分でもわからない）から立板に水というか。
7のラストでの感情の爆発は、相当追い詰められた上でのものだから、あんなことそうそうない。
トミザワを庇って撃たれそうになって、それを怒られても全然ピンと来てないの不味いと思うけどね。
一年会わなくても嫌われてしまったことは気にしつつも寂しいとは思わないし、会わずに死ねないと思うほどのオモリにもなっていない。
口では結婚だのガキが出来たらだの言ってたのに、意思とは裏腹に向こう側に引っ張られる力の方が強い。
一番と紗栄子に関するろくろ
そもそも一番を理解するのは難しすぎる。
ホテル怖がるくせに結婚したがる時点で滅茶苦茶だし。
若の周りにはたくさん人がいたけど、一番以外は誰も若を理解してなくて、それは一番も同じってことなのかも知れない。二人は二つで一つなので。
三田村に嬉々として見せるあたり、親っさんに撃たれた傷のこと勲章みたいに思ってる。でも本気で殺そうとして撃ってくる人の目だったと理解もしている。
いくらナンバと仲良くでも、カタギなのに一番を守るため荒川真澄との間に立ちはだかってくれた人にこんなこと言えないから、初対面で若のこと思い出した相手に言ってるんじゃないか。
一番は真澄さんの真似をして彼にとっての茜さんを求めているけど、周りに勧められている紗栄子はどちらかといえば真澄と氷川の娘の状況に近い。
周りみんなから反対されても地獄の沙汰でもそばに居たいって人がいるか？といえば、7の時は居たんですけどね…って話になる。
「心に決めた人が…！」とか言ってみたところで、サブストの強引な人たちにすら敵わないのは、なんとなく親っさんの真似してるだけだからだ。意思が弱い。