ミヒャエル エンデのモモ読み終わった!めちゃくちゃおもれ〜…70年代にこんなに優れた時代を問わない物語があったのになんで50年経った今でも灰色の男たちに支配されてるんですか?
最後の訳者のあとがきまで良かったわね…
過剰にコスパやタイパを重要視され効率的なことが良しとされ、日々時間に追われそれと共に「人間らしい最低限度の文化的暮らし」も自覚なく剥奪され、それゆえにそれを気付かせてくれる余裕や隙間もなく目もくれず、子供達にもそれを求め、街は一休みするスペースも緑も無くなっていく…まさしく今じゃん……
そんなリアルな描写と対比してどこにもない家や時間の花の描写は本当に幻想的で綺麗だったな
子供の頃に学校図書館でよくクローズアップされてる本としか認識してなかったけど、大人になって今やっと読めて良かった!