しかし女に苦労してこなかった、とも言わない。
ある種の女性のマウントというのは男性のそれよりずっと激しく、見境がない。
また、とにかく「共感の強要」といった無言の圧力は男性と比べ物にならない。
わたしはあらゆる状況について、ある程度は自業自得だと感じてしまう人間なので、「かわいそう~」と言わされることが大嫌いだ。
あらゆる芸術は感性に則って表されるが、その感性を縛るものは男性であろうと女性であろうと憎しみの対象であり唾棄すべきものだ。
だから人と関わることが最低限にでき、かつ共にいたい人を選ぶことができる今この環境というのは、非常に恵まれていると感じる。