トラウマを抱えている人を相手にするのって実は、かなり難しかったりする。
トラウマを抱えている人はそれから逃げたがる。
どうやってこれと向き合うか、抱えていくか、折り合っていくか。
そんなことを考えているうちは、実は何も解決しない。
「その傷があることが当たり前」=前提にあるのが自分
という、新しいバイアスなんだな、って処理するのが、わたしは一番楽。
心がしんどくなってくると、そのトラウマが蘇ったり、そこを言い訳にして逃げたくなったり、そういうことが起きる。
極端な例でいえば、
「あんなひどい目に自分はあったのだから、周りがのうのうとしているのはおかしい」とか。
「とても苦しいから何かに依存したい、できれば自分が好きだと思う人に助けてほしい」とか。
でもすべて、無理。
自分の中にしか、その問題は存在しない。
例えば誰かに助けてほしいなら、その人のできることをおねだりするようにしてる。
「なでて」「だっこして」「よしよしして」とか。
「きいててくれる?」とか「うじうじさせて」とか。
そしてその相手は、選ぶ。