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『大限界』、大手出版社から辞典っぽい体裁で出す以上「ここから『文化』が始まった」と認識されうる可能性は考慮して欲しかった。口伝の編纂。〇〇史観。
早くて10年後には歴史資料かもしれないけど(考えてみれば2010年代前半のTwitter流行語とかもう全然覚えてない)現在は「〇〇って本当に言うんだw」になるのは避けられないでしょう。研究室は知らないけど商売でやってる出版社は「推しムーブメント」に便乗する気満々で出すんだろうし、ファン活動の客体化を加速させそう。まとめた人達は良くてもこっちは「歩く史料」になることに同意なんかしてない。辞典を出すことそれ自体が研究対象たるコミュニティに深刻な影響を及ぼして変容させうるんじゃないか。
っていう懸念はやっぱり拭えないなと思います。
監修を増やす・広く修正や意見を求める(まとまらなさそう……)以外でやるならせめてもっと辞書っぽくない体裁かオタク出版社が出して欲しかったし(それはそれで別の燃え方しそうでもある)個人的にはいっそもっとポジショントーク的な側面あった方が出す意義が納得出来たと思う。ちょっと無邪気過ぎるし能天気過ぎる。見てるところが違うんだろうけどさ。

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