利己的で他責的な主人公がずっとわけわからんままはちゃめちゃな目に遭うのに付き合わされる3時間…‥と言う感じ。嫌な方向の乱雑さとか不衛生さ、怪しい物と不審な人、 大きな音と瞬く光、凶器と激昂、などの不安を煽る要素がずーっと提供され、それを使ってなにを演出したいのかわからない、今なんの説明されてる画面なの?その展開ってなんでいま挟まったの?さっきの人なに?あれどうなったの?主人公はなんでそう言う選択をする……??という感じですストレスフルなんですが、主人公もずっと選択を拒まれているというか……まぁわからんではない、わからんではないが、きびしいね……という意味でつらい映画でした。やむを得ず全然選びたくない選択肢を選ばされてずっと混乱してる人が主人公なのキツいよ……こんだけ不安を積んだら最後にバーッとカタルシスをつけたくなる物ですが、付けないからすごいな……と思った